平成12年12月22日
杉並区都市整備部
拠点整備担当
荻窪駅北口駅前広場重層利用研究報告について
荻窪駅北口駅前広場重層利用の研究がまとまりましたので、報告いたします。
1 基本的な考え方
1)都から区に広場整備事業が移されたと仮定して、将来の荻窪地域のあり方と広場機能を整理し、構想案の図面化と事業手法の具体化を行いました。
2)交通結節機能と広場機能の向上を優先課題とし、交通機関の乗り換えや快適性、安全性の高い広場計画としました。
3)区民と行政が役割と責任を分かちあう「協働による拡充整備案」と「単独整備案」を研究しました。
4)今後のまちづくりを推進するための基礎資料として活用していく方針です。
2 各案の概略について
別紙のとおり。
■A案 荻窪駅北口東地区再開発事業・南側街区との協働整備案
■B案 荻窪駅北口東地区再開発事業・南側術区・西側術区との協働整備構想案
■C案 既存都市計画区域内での整備構想案
3 事業の課題
1)広場整備に向けた議会の同意及び地域の方々の合意形成が不可欠であること。
2)広場整備事業費が100億円を超えるものであり、国庫補助制度の適用が前提条件となること。
3)これまで、都が平面広場整備事業を実施してきているが、都は現状のままでの整備で十分であるとしており、新たな広場整備の必要性、都市計画変更の実施や補助制度の活用に向けた客観的な論理の構築と資料作成を行っていかなければならないこと。
4)広場区域を街路事業、荻窪駅北口駅前東地区再開発区域を再開発事業として協働化を図り、都市計画の変更手続きを行うとともに、国庫補助事業として国に採択されること。
4 今後の進め方
平成13年度以降の取り組み
・杉並区基本計画に基づき事業を推進することとし、平成13年度では、交通量調査を行い、北口駅前広場の整備の基本的な考え方をまとめた整備方針の作成を行う予定です。
駅周辺の整備 (杉並区基本計画より)
[目標と事業内容]
区内最大の交通結節点機能が求められる荻窪駅周辺の整備を図り、駅周辺の安全性、利便性を高める。
全体計画
13〜22年度 |
12年度末現況 |
13年度 |
14年度 |
荻窪駅周辺整備
北口広場整備 |
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荻窪駅北口広場
交通量調査 |
荻窪駅北口広場
地質調査・測量調査 |
15年度 |
3ヵ年計
13〜15年度 |
前期計画
13〜17年度 |
後期計画
18〜22年度 |
協議会設置 |
協議会設置 |
基本構想策定 |
基本計画策定
実施計画策 |
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